向いてない子育て備忘録

どう考えても向いてない

イライラして仕方がない

先週から悪阻らしき体調不良が続いている。それほど重いものでもないようで、私は今のところ一度も吐いていない。ただ、脂っぽい匂いが嫌になったり、常に胸焼けがしているような感覚があって、しかしマックには行きたいしチキンも食べたいという支離滅裂状態である。ディスプレイを長時間見つめていると乗り物酔いのような気持ち悪さがあって、どうにも長時間作業していられない。仕事もはかどらないのである。

そんな体調不良も、自分の腹の中で子どもが育っているからこそ起きているものなのでは?と珍しく前向きに、気持ち悪さとお付き合いしながら考えた一週間であった。

そして本日四月一七日、順調であれば産院への転院手続きを取ると言われていた診察の日だ。結論から申し上げると、本日、不妊治療病院を卒業することは叶わなかった。また来週、と言われて、もういい加減にしてくれ、とため息を吐くほかなかった。

先週、グリグリの限りを尽くしてようやく確認した心拍であったが、今回はつっこんでそのまますっきり見えていた。胎嚢そのものはかなり大きくなっているようで、お、今日はすんなり見えた、と思った。しかし心拍は見えずらい、なんとなくここだろう、という感じで、本来週数的に見えてくるはずの胎芽が見えないとのこと。

 

いや実は、先週あたりからぼんやり考えてはいたのだが、常に一週間遅れくらいでスケジュールが進んでいる。今週は8週目らしいが、本来8週目でみられるべき変化は来週にならないと見えないのではないだろうか。

コロナの自粛でどこにも行けない&いろんなお店がやってない、のコンボでめちゃめちゃにストレスを感じていた私にはもう限界である。煙草も吸いたいし、もっとごはんをおいしく食べたい。お茶も気にせずガブガブ飲みたいし、スターバックスコーヒーに行ってキャラメルフラペチーノのベンティサイズを頼んで震えたい。タイ料理の激辛を思う存分楽しみたい。

妊婦が妊婦として正式に認められるまで、こんなに長い時間があるなんて知らなんだ。陽性反応が出て胎嚢確認出来たらほいほい母子手帳をもらえるんだと思っていたし、検診なんていつも問題なし、順調!で終わるもんだと思っていた。実にしんどい。妊娠しているけど社会的に妊婦として認められていない期間がとってもしんどい。自分でもどうしたらいいのかよくわからないのだ。準備をしすぎていざダメだった時のダメージを想像したり、ダメだった時はどういう流れで処理するのだろうと検索したり、脳は悪い方向に向きがちである。

あーーーーーーーーーーもう嫌である。